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英語は義務教育・高校・大学・大学院と習ってきたはずなのですが、未だに使いこなせず。読み書きはrealtimeでないので、辞書を引き引きなんとかできますが、会話が苦手です。特に、聞き取りは、場合によってはほとんど聞き取れないこともあります。日々勉強中です。そんな私の英語学習の備忘録です。主に、基本英文法、ビジネスレターの英語表現や慣用句、英単語のニュアンス、単語の日英差、スラングなどを紹介しています。
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法律英語は難しいです。それは日本の法文を読んでもよく分かると思います。英語も、過去の慣習から古臭い用語を未だに使ったり、類似またはほぼ同じ意味の単語を冗長的に使ったり(これは、慣習から来る場合もありますが、権利の範囲を漏らさず表現するため類似の単語を複数使う意味もあります)、独特のスタイルを守っています。以前、平易な言い方をするような運動もあったようですが、長年の慣習から未だに古臭いスタイルを保っています。

以下、契約書や法的な書類で出てきて、かつ普通は違う意味を持つ単語を紹介します。

・title:普通は題名、タイトルの意味ですが、法律文書では「権原」の意味になります。right(権利)に非常に近いのですが、どうも微妙に意味が違うようです(この辺は、外国法に詳しい専門家に聞いてください)。

・principal:校長などの意味が多いですが、これも場合には「(代理人に対して)本人」の意味になります。

・owner:普通はオーナー、所有者の意味ですが、まだ資産が完成していない場合で「発注者」の意味の場合があります。

・note:メモ、紙幣(bank noteと書かれることもあります)などの意味がありますが、これも「約束手形」の意味を持つ場合があります。

・motion:動作、動きの意味がありますが、「動議」、訴訟事件等の文脈では「申立」の意味を持ちます。

・hand:手、そこから派生して手助けの意味がありますが、「署名」の意味もあります。個人的には、signatureと記載されていることが多いように思います(クレジットカードの署名欄にしろ、うちの会社で使った英文契約書の署名欄にしろ、signature以外は見たことはありません)。なお、有名人からもらうサインは、autographといいます。

・avoid:避けるという意味の動詞ですが、時には無効にするという意味になります。void、invalidateまたはvacateという「無効にする」という分かりやすい単語があるにも関わらず、avoidが使われることがあるようです。

はっきり言って、正式な法律関係の文書が必要な場合は、専門的な辞書を引いて回って自分で作るより、専門家(英語の専門家ではなく、法律英語の専門家、例えば海外法務を日常的に扱う弁護士など)に任せた方がよいと思います。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・kill time:ひまを潰す。予定外の時間が出来たときの行動です。意図してひまつぶしする(時間を浪費する)ときは、単純にwaste timeといえばいいです。

(ビジネス用語)
・mortgage:担保、抵当、住宅ローン。発音に気を取られてtを抜かさないよう注意してください。
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普通の会社員です。仕事柄、英語を使うことがあります。読み書きはなんとかできますが、会話がちょっと…

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