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英語は義務教育・高校・大学・大学院と習ってきたはずなのですが、未だに使いこなせず。読み書きはrealtimeでないので、辞書を引き引きなんとかできますが、会話が苦手です。特に、聞き取りは、場合によってはほとんど聞き取れないこともあります。日々勉強中です。そんな私の英語学習の備忘録です。主に、基本英文法、ビジネスレターの英語表現や慣用句、英単語のニュアンス、単語の日英差、スラングなどを紹介しています。
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形容詞は、名詞を形容したり、修飾したりする欠かせない品詞です。

・If you want my honest opinion,
→「率直に申し上げてもよろしいなら」。honestはopinion(意見)という名詞を形容しています(ここでのhonestは「率直な」という意味)。

動詞が現在分詞または過去分詞となって、名詞を形容することもあります。

・the delivered item
→配達物。字義通り、「配達された物」

なお、名詞がそのまま形容詞的に使われることもしばしばあります。

・software virus
→ソフトウェアウイルス。softwareは、単独では「(コンピューター)ソフトウェア」という名詞の意味しかありませんが、このように形容詞的に使えます。他にも、software programmer(プログラマー)、software systems engineering(ソフトウェアシステム工学)など、いくらでも形容詞的に使えます。

また、形容詞の一部は、後置されるのが通例のものもあります。

・people involved / any public information available
→関係者 /  全ての公開されている入手可能な情報。involvedはinvolveの過去分詞というより、「関係する」という一語の形容詞になっており、通例後置されます。また、availableも後置されることが多いように感じます。後者は、any publicly-available informationなどと表すことも可能です。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・busy:形容詞で「忙しい」の意味がよく知られていますが、名詞で「刑事、デカ」という意味があります。countableです。

(ビジネス用語)
・real estate/property:不動産。逆に動産は、personal property、movable property(または、単にmovablesと名詞になります。通例sをつけます)、法律用語ではchattelとも呼ばれます。
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人物名や地名、物体や、さらに実体のないモノにまで名前が付いています。それらは、名詞(noun)と呼ばれます。

・人:Prof. Yukiko Suzuki (鈴木由紀子教授)
・物:computer (コンピュータ)
・場所:New York (ニューヨーク。地名は必ず先頭を大文字で標記)
・抽象物:honesty (正直、誠実)

その後、同じ名詞を表す場合は、それらに応じた代名詞を用いるのが一般的です(既出の名詞を何度も出すとくどく感じ、避けるべきです。また、代名詞で受けることで、前出の名詞との繋がりがよく理解でき、聞き手にとっても理解しやすい表現になります)。代名詞は、単数・複数で使い分け、さらにそれを受ける構文に応じても格を変化させます。

・人:Prof. Yukiko Suzuki → she(主格)、her(目的格)
・物:computer → it、複数ならthey(主格)、them(目的格)となります。
・場所:New York → it(先ほど、地名は先頭をキャピタライズする必要があるといいましたが、代名詞で受ける場合はそのような制約はありません。勿論、文頭ではキャピタライズしますが)。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・geek:変人。日本語ではオタクに近いものがあります。nerdもほぼ同様です。computer geek/nerdでいわゆるコンピュータオタクの意味です。なお、otakuも最近英語圏で見かけるようになりました。少し話しはそれますが、hentaiもたまに見かけます(意味は敢えてここでは書きませんので、ご自分でオンラインで調べてみてください。なお、日本語の(性的倒錯者の意の)変態とは少し意味が違います)。その意味はperv(=pervertの略された語)、kinkなどを使います。

(ビジネス用語)
・purchase:物を買うの意味ですが、法律用語では、相続以外の方法で土地や財産を取得するという意味があります。でも、相続以外で土地や財産を手に入れるのは、結局購入なんじゃないかなと思いました。もしかしたら、(無償)贈与の意味があるのかもしれませんね(無償贈与だと購入とは違うので。でも、この辺りはあまり詳しくないのでよく分かりません)。


英字新聞の記事はスペースの関係上、および簡潔な表記が好まれることから、しばしば品詞の省略が行われます。

・The JAL12X is considered (to be) lost in the Pacific Sea.
→日本航空12X便は太平洋内で行方不明。to beという不定詞が省略されています。

・(The)Police said they had interviewed people involved.
→警察の報告によると、複数の関係者に事情聴取を行った。先頭のTheが省略されています。もちろん、既出の、世間で知られた事件についての記載であり、わざわざ定冠詞を付けなくてもどこの警察か分かっている場合です。

・Dow touched 11300 (on) Tuesday.
→ダウジョーンズ指数は火曜日に11300ドルに一時達した。曜日には通常、onを付けますが、省略されています。なお、touchedですが、上昇して11300ドルに達したのか、下落して11300ドルに達したのか、これだけでは分からないと思いますが、昨今の経済状況から考えると、下落して11300ドルに達したと考えればいいと思います。また、終値で11300ドルになったのか、一時的に11300ドルを割り込んだのか、少し曖昧かもしれませんが、ここでは一時11300ドルを割り込んだと解釈しました。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・big:(人が)有名な、(人や物が)重要な。big nameとは有名人のことです(一人だけではなく、グループを指すこともあります)。

(ビジネス用語)
・carrier:航空会社、通信事業者、運輸会社。それぞれ、airlines(1社でも複数形になることに注意)、mobile companyなどと表記することもできますが、特に後者は、携帯電話の電話機メーカーなのか、携帯電話事業を行っている会社なのか分からない場合、mobile phone vender(携帯電話製造会社)、mobile phone carrier/mobile phone operator(携帯電話サービス会社)とか呼ばれることが多いです。

前置詞は、比較的語数は限られているのですが、個々の前置詞は多様な意味を持ち、時には他の前置詞と類似した意味合いを持つことがあります。このような場合、最適な前置詞を選ぶのはとても困難です。

具体例で見てみましょう。

・This equipment can operate at/under a high pressure.
→この装置は高圧下で動作可能である。状況を表すat/underを使います。どちらが最適かは状況によると思います。個人的な感覚ですが、atはその装置を動作させるのに高圧環境が必要なイメージ、underを使うと、高圧という過酷な環境にも関わらず動作可能、のような印象を受けます。

・This equipment operates by electricity.
→この装置は電気で動作する。動作の作用源をあらわすbyが使われています。なお、以前述べたように電気は実体がなく数えられないため、無冠詞単数形で用います。

・This equipment is operated by a skilled person.
→この装置は専門家が操作する。上記のbyと異なり、動作の主体を表す受身のbyです。

・This equipment operates with a patented method.
→この装置は特許取得済みの方法で動作する。withは、方式や仕組みの根拠を表す前置詞です。根拠なので、onでもいいかも知れませんが、手段を表すwithの方が自然に感じます。

かなり微妙で意味がかぶることも多い前置詞を選ぶのは、ネイティブは自然とできますが、われわれ日本人にはそう簡単なことでありません。しかも、はっきりと説明をつけることも難しい場合があります。要は慣れるしかありません。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・gross:名詞で総量の意味がありますが、形容詞で気持ち悪い、ぞっとするという意味があります。

(ビジネス用語)
・diet:いわゆる節食を意味するダイエットの意味もありますが、国会の意味もあります(この場合、しばしば先頭を大文字で書きDietと記載されます)。

名詞には可算名詞(countable)と不可算名詞(uncountable)の二種類に分かれることは以前紹介しましたが、両方を取れる名詞の場合、複数形・単数形で意味合いが微妙に異なる場合あります。

例えば、物理現象としてのtemperature(温度)は通常無冠詞単数形で用いられますが、a high temperature(高い温度)と表記されると、温度が高いという一つの状態を表し数えられます。さらに、high termperaturesと複数形になると、ある程度の数値幅を持った複数の状態を表すことになります。

名詞の可算・不可算は、本当にやっかいで難しいですね。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・tap:軽く叩くという意味がありますが、それ以外に盗聴装置、盗聴(する)という意味もあります。

(ビジネス用語)
・bill:請求書、明細、手形などの意味がありますが、(未成立の)法案・議案という意味もあります。

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