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英語は義務教育・高校・大学・大学院と習ってきたはずなのですが、未だに使いこなせず。読み書きはrealtimeでないので、辞書を引き引きなんとかできますが、会話が苦手です。特に、聞き取りは、場合によってはほとんど聞き取れないこともあります。日々勉強中です。そんな私の英語学習の備忘録です。主に、基本英文法、ビジネスレターの英語表現や慣用句、英単語のニュアンス、単語の日英差、スラングなどを紹介しています。
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たとえば、以下のような文があったとします。

・He told me the Today's coffee goes up 50 cents.
彼は、あの店の本日のコーヒーが50セント値上がりした/していると言った。

ここで、彼の行為(言ったこと=told、過去形)と、内容(値上げ=goes up、現在形)について、動詞の時制が異なります。これは正しいのでしょうか。

彼の行為と、内容は、生じた時間が異なるので、これでいいのです。主節と内容について、無理に時制を一致させる必要はありません。もちろん、値上げが過去にあって、その後値下げされて元の値段に戻っているのなら、値上げは過去の事象になるので、goes upではなく、went upと過去形にすべきでしょう。

また、主節にあわせて、値上げされて現在もその値上げ後の価格の状態が続いていたとしても過去形のwent upと機械的に時制を合わせることもあるようです。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・nickel:5セント硬貨。他にdime(10セント硬貨)があります。でも、よく使うのはquarter(25セント硬貨)ですね。

(ビジネス用語)
・commodity:商品。ここでいう商品とは、サービスの対義語である商品の意味や、一次産品(農作物や原油、鉱石など)の意味があります。また、日用品の意味もあります。commodity exchangeやcommodity marketは、二番目の一次産品の先物取引や先物市場の意味を指すのが通常です。
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何かを形容したいとき、いくつか違う側面で形容したいときがあります。その場合、形容詞を連続して記載するのですが、おおむね以下のような順番になります。

・冠詞または所有格。所有格は、myやyour、ourなどです。これらの所有格は定冠詞のtheが内包されていると考えてください。なので、a myやthe yourなどの形はありえません。また、冠詞および所有格は、以下の形容詞の順序は若干乱れるかもしれませんが、冠詞および所有格は必ず先頭になります

・数量

・大きさ

・新旧

・色

・材料や素材

よって、たとえば、my two tall and short younger red-haired and blonde sisters(私の2人の背の高いほうと背の低い赤い髪とブロンドの妹)などになります。ただ、これだと、2人の妹がいて、一方が背が高くて赤い髪で、もう一方が背が低くてブロンドなのか、などいろいろ組み合わせが考えられるので、ちょっとあいまいです。普通は、二人の妹それぞれについて一人ずつ説明するのが通常だと思います。

また、形容詞を連続して使用するとき、andでつなぐことがありますが、おおむね限定形容詞(名詞を形容する形容詞)はandでつながず、叙述形容詞(be, becomeなどの後に続く形容詞)は最後の形容詞の前にandをおきます。

・She was tall, blonde and sophisticated.
彼女は、背が高く、ブロンドで、おしゃれでした。

・He had a small, brown, leather wallet.
彼は、小さな、茶色の皮製の財布を持っていた。

上記の形容詞の順序は、一例ですが、冠詞や所有格の位置以外は前後することもあるようです。

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では、最後にスラングとビジネス用語の紹介を。

(スラング)
・repo:担保として取られた家財、住宅。今、アメリカで問題となっているサブプライム層が返済できずに差し押さえされた住宅などがこれです。

(ビジネス用語)
・re:~に関して。ラテン語由来の前置詞です。メールでよく返信メールのタイトルで付きますね。これを、responseやreplyの略だと思っている人が結構多いようですが、それは違います。立派な一単語です。

色を使った表現はたくさんあります。

・blackmail:恐喝

・blackout:停電、特典航空券が利用できない期間

・black market:闇市場

・whiteout:吹雪で先が見えないこと

・red-handed:現行犯逮捕

・green-eyed:妬み深い

・white elephant:無用なもの

ほかにもいろいろあります。自分で探してみてください。

「すべて」、「いつも」、を表す語とともに否定のnotを使うと、「全て~というわけではない」、「いつも~というわけではない」という部分否定になります。

・Not all (of) Japanese are diligent.
全ての日本人が勤勉だとは限らない。

・He wasn't always honest.
彼は、いつも正直であったわけでなかった。

また、not ~ very muchのような表現も部分否定になります。

・I don't like going abroad very much.
私は、海外旅行があまり好きではない。

これは、I don't really like going abroad.といってもほぼ同じ意味となります。ちなみに、I really don't like going abroad.とreallyの位置を変えると「私は、本当に海外旅行が好きでない(=大嫌い)」という強調表現に変わるので注意してください。

ある英文解説書に書いてあったのですが、日本人の書く英文には、連結詞や副詞句が多すぎると指摘されていました。簡潔な文には無用だとのことです。

・連結詞の例:accordingly、consequently、moreoverなど。

・副詞句の例:in conclusion、in my opinion、in generalなど。

私は、この解説を見て少し疑問を感じました。私がやりとりしている文では、結構連結詞や副詞句を使っているからです。しかも、相手がよこしてくるメールにもたくさん入っています。たとえば、(相手は現地弁護士なのですが)自信がない私見を述べるとき、弁護士でも、"I think, in my opinion, ..."などと、冗長(I thinkとin my opinionはほぼ同義)な書き方をしているからです。

それに、文自体は簡潔にしたいため、どうしても連結詞(moreover、consequentlyなど)を使わざるを得ません。どう考えればいいのでしょうか。

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